よくある質問

Q 「私は福岡に住んでいて会社経営をしております。年齢は60歳です。還暦を迎え今後の人生を考えた時に、今まだ体が動くうちに好きなものを何でもよく噛めるようにしておきたいと考えております。

近所の歯医者に行くと入れ歯じゃあまり良く噛めるようにはならないからインプラントにした方がいいです、と言われるのですが、糖尿病や高血圧があるのでインプラントはちょっと怖いと思っております。糖尿病や高血圧があってもインプラントは可能なのでしょうか? インプラントしないとよく噛めるようにはならないのでしょうか?

リーゲルテレスコープデンチャーというのは初めて耳にする言葉ですが、最近できたものなのですか?保険がきかない義歯のようですが、費用はいくらくらいかかって、何年くらいもつものなのでしょうか?」
A インプラントは適応する条件が整っている方であれば、自分の歯を取り戻したようによく噛めますし、見た目もきれいですし、違和感もない状態に回復可能で、非常に優れた欠損補綴法だと思います。世間で騒がれているほど決して悪い治療ではありません。

ただし、適応する条件が整っていればというのが前提条件としてありまして、糖尿病、高血圧などの慢性疾患、心臓、肝臓、腎臓をはじめとする疾患をお持ちの方、重度の歯周の方、骨の厚みがない方、骨粗しょう症の方、骨の厚みのない方、また喫煙されている方にはあまりお勧めできない治療法だったりします。

Aさんは糖尿病と高血圧をお持ちのようなので、インプラントをした場合は手術をするときにさらに血圧が上がってしまうことに伴うリスクと、傷の治りが悪く、感染しやすいリスクなどがありますので、インプラントは選択肢から外した方がいいと思われます。

当院で作成するテレスコープ義歯や、上下同時印象法で作成した総義歯はよく噛めますし、違和感もほとんどないと患者様からご好評をいただいております。

テレスコープの入れ歯の歴史は1886年に始まり100年以上の歴史があります。その間、ずっと改良、進化し続けて現代にいたっているため、非常に精密で、歴史のある入れ歯として高い評価を得ています。当医院では、諸外国の中でも入れ歯においてもっとも技術が進んでいるとされる、ドイツの入れ歯(リーゲルテレスコープ)を取り入れています

これは、費用はかかっても質の高い、長持ちのする治療を受ける、ドイツ人の考えから生まれたものです。 リーゲルテレスコープデンチャーは日本でもトレーニングを受けたごく一部の技工士しか作成することができません。当院では義歯作成の世界で日本で3本の指に入るトップ技工士に義歯の作製を依頼しております。

また通常義歯の耐用年数は健康保険で作るクラスプ式の義歯で2~3年持てばいい方ではないでしょうか?下手したらクラスプをかけた歯が半年経ったらグラグラし始めて、その歯を抜歯するたびにあたらしい入れ歯を作り替え、残っている歯がどんどん抜けてしまうことが多いです。それに比べリーゲルテレスコープデンチャーは欠損が小さい症例は60万円からと初期費用はそれなりにかかりますが、修理しながら一生お使いいただけます。

残っている歯の状態によって設計も金額も異なるので、詳しく料金をお知りになりたい方はメールなどで、詳しい状況をお知らせいただけるか、一度拝見させていただけるとより詳しくお答えできるかと思います。
Q インプラントと部分入れ歯について質問します。かなり悩んでいます。過去に下1番奥を抜き2番目でブリッジとなっていました。

ところが2番目の歯が割れてしまい、奥歯が3本ない状態です。反対側の奥歯にもブリッジが入っています。最近、全体的に歯がグラグラしてきたような感じもします。

近所の歯科医へ行ったところ、部分入れ歯かインプラントとのことでした。インプラントの費用は22万~28万円と言われました。そこで、いくつか質問があります。

・インプラントと部分入れ歯どちらが私にとってよいのでしょうか?
・インプラントの22万~28万円の費用は相場通りでしょうか?
・部分入れ歯の使い勝手はどうなんでしょう?

正直、入れ歯はかなりの抵抗があります。 2年前、骨粗鬆症の診断を受け腰の手術をしています。血圧も高めなためインプラント治療も不安で……(N.Iさん)
A 当院では、まずはインプラントに適応かどうかを慎重に選び、インプラントが可能な状態で、なおかつインプラントのほうが患者さんによりふさわしいと判断した時に限り、インプラントを行います。   

今回のご質問、 【インプラントと部分入れ歯どちらが私にとってよいのでしょうか?】N.Iさんにとってよい方法は、部分入れ歯です。 なぜなら、歯が全体的に最近グラグラしている感じがする、骨粗鬆症がある、高血圧である、ことからです。  

【インプラント費用22万~28万円の費用は相場通りでしょうか?】   
これについては、とても安いと思います。 通常、しっかり手術をしている歯科医院なら40万~60万円はするはずです。インプラントの技術を身に付けるための歯科医の技術料は大変なものです。 しかも材料も非常に高価で、インプラント治療をするにあたっての設備の維持にも相当の費用がかかります。かえって安すぎると反対に大丈夫だろうか?と私たちも不安です。  

【部分入れ歯の使い心地はどうなんでしょう?】   
当院の部分入れ歯「リーゲルテレスコープ」は装着時、舌で触ってもほとんどわからないため違和感がありません。
Q 入れ歯ができるまで仮歯を入れることはできますか? 40代にしてほとんどの歯が差し歯やブリッジで、最近上の前歯のブリッジが外れ、また奥歯はグラグラして外れそうです。    

現在、前歯の根っこが割れているため、この次に歯を抜く予定です。それとつながっている奥歯もグラグラしていて抜かなければいけないと言われています。    
入れ歯にする覚悟はできていたのですが、入れ歯ができるまでは歯が抜けた状態で生活をしなければならないのでしょうか?仕事の関係でどうしても歯抜けの状態で過ごすことができず、どうすればいいかわかりません。なんとか入れ歯ができるまで仮歯を入れる方法はないでしょうか?ご回答よろしくお願いします。
A 即時義歯という歯を抜くのと同時に入れることができる入れ歯があります。新しく入れ歯を入れるまで、歯がない状態でいなければいけないのかと不安に思う患者様からの質問をよく聞きます。

治療中であっても歯がない状態だと、食事もできないですし、人とコミュニケーションをすることができなくなります。家族も心配されると思います。 当院では入れ歯製作中であっても必ず仮の歯を入れるようにします。即時義歯といって、歯を抜く前に、次に歯を抜いた状態を想定して仮の入れ歯を作ります。    

抜けた後、患者様の審美的、機能的回復をするのかを前もって考えておくことが重要です。 治療中でもお仕事にはほとんど影響しないと思いますのでどうぞご安心ください。
Q なぜ、入れ歯はたくさん種類があるのですか?
A お口の中の状態と、ご希望・ご予算によって、最適なご提案をするために、たくさんの種類を用意しています。
それぞれ特徴が異なりますので、不明点はお問い合わせください。
Q 治療にはどれくらい期間がかかりますか?
A お口の状態やご希望の義歯(入れ歯)にもよりますが、およそ1ヶ月半程度になります。
詳しくは、ご相談いただいたときにご説明します。
Q 何回通う必要がありますか?
A 治療回数は、「どのような治療をするか?」によって異なります。
最低でも、2回は通っていただきます。
こちらについても、詳しくはご相談いただいたあとにご説明します。
Q 入れ歯とインプラントで迷っています…。
A 入れ歯とインプラントは、ご紹介しましたとおり、それぞれメリット・デメリットがございます。
どちらが良い悪いではなく、あなたの状態・生活に合わせて治療していくことが最も良い方法です。
インプラントとの違いを詳細にお知りになりたい場合は、お問い合わせください。

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